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中谷防衛大臣、ジブチで自衛隊活動強化を表明

中谷元防衛大臣は8月18日(現地時間)、ジブチに駐留する自衛隊拠点を視察し、臨時記者会見を開いた。中谷大臣は拠点施設の改修工事や隊員の生活環境改善を進めるとともに、派遣部隊への支援を強化する方針を明らかにした。

会見に先立ち、中谷大臣はゲレ大統領やハッサン国防大臣代行、ディレイタ国民議会議長と相次いで会談し、拠点提供をはじめとする長年の支援に謝意を表した。また、ジブチが欧州とアジアを結ぶ重要な海上交通路に位置することから、海賊対処行動や在外邦人輸送などにおける戦略的拠点としての役割が一層高まっていると強調した。

さらに大臣は、自衛隊員が酷暑の環境下で任務を遂行していることを「誇りに思う」と述べ、処遇改善やメンタルケア、通信環境の整備などを含めた支援策を進める考えを示した。

今回の視察について中谷大臣は、「自由で開かれたインド太平洋」を実現するためにジブチとの信頼関係を強化し、拠点の長期的かつ安定的な運用を図る契機にしたいと語った。

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