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東京23区の中古「億ション」10年で16倍 港・千代田で半数以上

東京23区の中古「億ション」10年で16倍

東京23区の中古マンション市場で、1億円を超えるいわゆる「億ション」の割合が過去10年で16倍に急増した。民間不動産情報サイトを運営するライフルの調査によると、2025年上半期に取引された中古マンションのうち、億ションの比率は16%に達し、2015年の1%から大幅に拡大した。

区別では港区が55%、千代田区が51%と、両区では半数以上が億ションだった。中央区も45%と続き、都心3区が突出している。一方、杉並区や大田区など下位10区は5%以下にとどまり、足立区はゼロだった。地域格差が顕著に表れている。

背景には新築マンション価格の高騰がある。近年、都心部を中心に供給される新築タワーマンションが高価格で推移し、その影響が中古市場にも波及。富裕層の需要が集中する都心部を中心に、取引価格全体を押し上げている。

ライフルホームズ総研の中山登志朗副所長は「新築の価格上昇が今後も続く前提に立てば、中古の億ションの割合もさらに高まるだろう」と見通した。

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