日本の高市早苗首相と韓国の李在明大統領は13日、奈良市で首脳会談を行い、日韓関係の戦略的重要性を再確認した。今回の会談は、両国首脳が相互に訪問する「シャトル外交」の一環として実施され、高市首相の地元である奈良で開かれた。
両首脳は少人数での会談後、拡大会合に臨んだ。高市首相は冒頭発言で「大統領との間で、日韓関係の戦略的重要性について共通認識の下、率直に話し合うことができた。共に日韓関係を前に進め、地域の安定に連携して役割を果たすべきだとの考えを新たにした」と述べた。
李大統領は「複雑で急速に変化する国際秩序の中で、日韓の協力関係はこれまで以上に重要だ。両国首脳と国民が力を合わせ、日韓の新しい未来に向けて共に歩んでいきたい」と語った。
韓国大統領府は訪日前、両国の懸案について虚心坦懐に話し合うことが期待されると説明した。社会問題や人的交流、歴史問題に対する人道的レベルでの協力、朝鮮半島を含む地域およびグローバルな課題に関する協力などが議題になる見通しとした。
会談後、両首脳は共同記者発表を行い、夕食会に出席した。14日には奈良県斑鳩町の法隆寺を共に訪問する予定だ。
李大統領は昨年6月に就任し、8月に訪日して当時の石破茂首相と会談した。10月には、アジア太平洋経済協力会議首脳会議に出席するため韓国・慶州を訪問した高市首相が李大統領と会談している。
日韓関係は、安倍晋三政権と文在寅政権当時、元徴用工訴訟問題などを巡って著しく悪化した。その後、尹錫悦政権が韓国政府傘下の財団による賠償肩代わり措置を取ったことで、関係は大きく改善した。しかし、尹前大統領は非常戒厳の布告を巡って弾劾・罷免され、これを受けて行われた大統領選で李大統領が当選した。

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