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戦後80年、記憶の継承を考える厚労省シンポジウム開催

厚生労働省が8月3日に「戦後80年 記憶の継承シンポジウム」を開いた。先の大戦をどう次世代に語り継ぐかをテーマに議論が行われ、俳優の高橋文哉も登壇した。

登壇者たちは、戦争を直接体験していない世代が増える中で、平和や人権の価値をどう伝えるか、映像や文化活動を通じた方法などをめぐり意見を交わした。若い世代の代表として参加した高橋は「戦争を知らない世代だからこそ、受け取った記憶を自分の言葉で語り継いでいく責任がある」と語った。

厚労省は今回のシンポジウムを記録映像として公開しており、誰もが視聴できる形で平和教育の一環とする方針だ。戦後80年の節目にあたり、国家や世代を超えた記憶の共有と継承が求められている。

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