米配車大手ウーバーが来年上場?企業価値は最大13兆円

米配車大手ウーバーが来年上場?企業価値は最大13兆円
米配車大手ウーバー・テクノロジーズがウォール街の銀行から新規株式公開(IPO)の提案を受けたと、海外メディアが16日に報道した。メイン事業の配車サービスはもちろん、フードデリバリーの「Uber Eats(ウーバーイーツ)」や貨物輸送トラックの配車サービス「Uber Freight」などさまざまな事業を展開中のウーバーが新規株式公開した場合、同企業の時価総額は約1200億ドルに達すると予想される。
報道によると、ウーバーの企業価値規模は米国の3大自動車メーカーであるゼネラル・モーターズ、フォード・モーター、フィアット・クライスラー・オートモービルズの時価総額を合わせた規模よりも多くなると見ている。
ウーバーは当初、来年上半期の上場を検討していたが、ウォール街とシリコンバレーでウーバーの上場に高い期待感を示しているため、上場時期が予想より早まると見られている
問題は最近の米国株式市場の環境だ。英紙フィナンシャル・タイムズは、「最近、ハイテク株の上昇の流れが下落に転じる兆しを見せている。そのため、ウーバーの上場時期は、今後数ヶ月間の市場動向を見守ってから決定される」を予想した。
今までウーバーに投資した企業は50社を超え、中にはアマゾン、Googleの親会社アルファベット、ゴールドマンサックスがある。日本のソフトバンクはウーバーの株式15%を保有する筆頭株主だ。