自民党総裁選(10月4日投開票)を前に、共同通信の調査で小泉進次郎農林水産相と高市早苗前経済安全保障担当相が拮抗し、林芳正官房長官が追いかける展開となっている。議員票では小泉が優位に立つ一方、地方票では高市の勢いが際立つ形だ。
自民支持層を対象にした電話調査では、「新総裁にふさわしい人物」として高市が34.4%、小泉が29.3%、林が19.5%を得た。いずれも過半数に届かず、第一回投票で決着せず、上位2人による決選投票に持ち込まれる可能性が高いとみられる。
小泉は国会議員票を着実に固めつつあり、若さや改革派のイメージが強みとされる。しかし地方票の拡大は課題であり、保守層との票の奪い合いもリスクとなる。高市は地方組織からの信頼を背景に支持を広げているが、議員票では劣勢となる懸念がある。主張が鮮明な分、反発を招く可能性も指摘される。林は安定感や実務能力を評価する声が根強く、支持が割れた場合の「受け皿」として浮上する余地はあるものの、勢いでは及ばない印象だ。
決選投票となれば、林や茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保相らの支持層の行方が勝敗を左右する。どの候補が第三勢力の票を取り込めるかが最大の焦点となる。
現時点では「小泉―高市の二強、林が追走」という構図が固まりつつあり、最終局面では決選投票を前提とした駆け引きと合従連衡が勝敗を決する見通しだ。

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