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中国の台湾周辺軍事演習に米国務省が批判「不必要に緊張を高める」

米国務省は1日、中国が台湾周辺で実施した軍事演習について、地域の緊張を不必要に高める行為だとして強く批判し、中国政府に対し軍事的圧力の停止を求めた。

米国務省は声明で、中国による台湾および周辺諸国に対する軍事活動と言動が地域の安定を損なうと指摘し、自制と対話を強く要請した。あわせて、米国は台湾海峡の平和と安定を支持し、武力や威圧による一方的な現状変更に反対する立場を改めて示した。米国務省

中国は昨年12月29日と30日、台湾の主要港の封鎖や海上目標への攻撃を想定した軍事演習を実施した。多数の軍用機、軍艦、海警船を投入し、実弾射撃も行ったとされる。台湾当局はこれを「極めて挑発的な行為」だとして非難した。台湾

中国政府は、台湾を自国領土の一部と主張し、武力行使による統一の可能性も否定していない。一方で、中華人民共和国が台湾を統治した歴史はなく、国際社会ではその正当性をめぐる議論が続いている。中国

こうした中、ドナルド・トランプ米大統領は同時期に行われた中国軍の実弾演習について「懸念していない」と発言し、習近平国家主席が台湾侵攻を命じる可能性は低いとの見方を示した。中国は長年にわたり同海域で演習を行ってきたが、近年は受け止め方が変化しているとの認識を示した。ドナルド・トランプ 習近平

今回の中国の軍事的示威は、米国が台湾向けに大規模な武器売却を承認したことや、日本国内で台湾有事と集団的自衛権をめぐる議論が行われた直後に実施された。米国は長年にわたり台湾の自衛能力を支援してきたが、有事の際に米軍が直接介入するかについては、戦略的な曖昧さを維持している。

中国による大規模な台湾周辺軍事演習は、2022年に当時の米下院議長ナンシー・ペロシが台湾を訪問して以降、今回で6回目とされる。ナンシー・ペロシ

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