韓国株がまた急落…アジア株も大幅安

韓国株がまた急落…アジア株も大幅安

米中貿易紛争激化の懸念から韓国株がまた急落し、年初来最安値を更新した。取引中には下値支持線とされた2100台も割り込んだ。2100台を下回ったのは1年7ヶ月ぶり。日本、中国などアジアの株式市場も急落した。

韓国証券取引所によると、23日の総合株価指数は前日比2.57%安の2106.10で取引を終えた。今月11日に4.44%下落し2129を記録した以来、再び年初来最安値を更新した。一時は心理的節目とされた2100線を割り込んだ場面もあった。韓国の総合株価指数が2100線を下回ったのは、昨年3月10日(2082.31)以来1年7ヶ月ぶりだ。先端技術株中心のコスダック指数も3.38%安の719で取引を終えた。

アジアの株式市場も急落した。同日、日経平均株価は前日比で2.67%下落した。中国の上海総合指数と台湾の加権指数もそれぞれ2.26%と2%安となった。香港のハンセン指数は3%近く下げた。

この日のアジア株式市場の下落は、米国と中国の貿易紛争激化への懸念が原因。トランプ米大統領が「中国への関税を緩和する意思はなく、中国の指導者が関税問題で、もっと苦しんでほしい」と発言したと報道され、市場では‟貿易戦争の長期化”を懸念する声が高まった。さらに、トランプ大統領の「中距離核戦略条約(INF)を破棄することができる」という発言が伝えられ、軍事的衝突への懸念で投資家の恐怖心は大きくなった。

イタリアと欧州連合(EU)執行部の葛藤も投資心理を悪化させた。イタリア政府は、EUの財政危機の警告にも、財政赤字を大幅に増やした来年度予算案を維持することを決めた。EUはイタリアの国家負債を考えると、ギリシャのような債務危機を懸念しており、双方の対立が深まる可能性が高まっている。

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