韓国株がパニック、連日下落で不安高まる

韓国株がパニック、連日下落で不安高まる
韓国株式市場の総合株価指数(KOSPI)が25日、前日比約2%安で動いている。米株式市場の急落の余波で大幅安で始まった同日の相場は、一時2040台まで下落し年初来安値を更新した。
同日午後1時30分基準でKOSPI指数は前日比40.21ポイント(1.92%)安の2057.37を記録している。午前中には一時2040台まで下がる場面もあった。KOSPI指数が2050台を下回ったのは昨年1月以降初めて。
韓国株安は3日連続。特に心理的なマジノ線とされる2000線も崩れる可能性があるとし、市場では不安心理が拡大している。韓国専門家らはKOSPI指数が2000台を割り込むと完全に弱気相場に入ると判断している。
同日の大幅安は米株安が悪材料となった。前日のニューヨーク証券取引所でダウ平均株価(30種)(-2.41%)、S&P500種株価指数(-3.09%)、ナスダック指数(-4.43%)など主要指数が一斉に急落した。