「米株の下げ幅は過度…年末までに6%反騰」=ゴールドマン

「米株の下げ幅は過度…年末までに6%反騰」=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスは29日、「米国株式市場の過去1ヶ月間の下落は過度な水準」とし「企業の自社株買いが再開され、これまでの下落分の一部を取り戻していく」と予想した。
米経済専門局CNBCによると、ゴールドマン・サックスの専門家らは、今後数年間にわたって市場が直面するいくつかの経済的逆風を認めつつも、ファンダメンタルズがまだ堅調であることから米株が年末までに約6%反騰すると予想している。
実際にゴールドマン・サックスの米株チーフ・ストラテジスト、デービッド・コスティン氏は顧客に送った投資報告書に「最近の株価急落は、短期的な成長鈍化を過度に反映した」とし「我々は持続的な経済成長と企業の利益増加がS&P500の反発を支持すると予想している」と書いた。
また、専門家らは企業の自社株買いが再び増加したことに注目し、今年だけで自社株買いに1兆ドルの資金が投入されると見ている。ウォール・ストリート・ジャーナルも先週の記事で、「最近の株価下落や取引量の増加が企業に自社株買いの機会を提供し、市場に肯定的な影響を与える可能性がある」と予想した。