韓国株、コスピ小幅下落…米利上げ示唆が嫌気

韓国株、コスピ小幅下落…米利上げ示唆が嫌気
9日の韓国株式市場で総合株価指数(KOSPI)は小幅下落した。米連邦準備理事会(FRB)が前日の声明で金利を引き上げる方針である事を示唆したことが嫌気された。
同日のKOSPI指数は前日比6.54(0.31%)ポイント安の2086.09を記録した。午前の取引序盤は短期的な上値抵抗とされていた2100を迫る場面もあったが、機関投資家の売りに下落に転じた。FRBが満場一致で政策金利の据え置きを決定したものの、「今回のFRB声明で今年12月に金利を一段階引き上げることがほぼ確実視された」として市場は下落に動いた。
新興企業向け株式市場コスダック指数も0.92%安で取引を終えた。コスダック指数は前日比6.38ポイント安の687.29を記録した。