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学校で仮想通貨採掘した校長と教頭が免職に…中国媒体が報道

学校で仮想通貨採掘した校長と教頭が免職に…中国媒体が報道
中国の中学校校長と教頭が学校で仮想通貨を採掘(マイニング)したことが発覚された。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは10日、同学校は校長と教頭を免職処分としたと報じた。
報道によると、中国の湖南省郴州市の中学校校長レイ・フア氏は昨年6月、家に仮想通貨の採掘機を設置し、イーサリアムのマイニングを始めた。しかし、一日に約21キロワットの電気を消費し、電気代は手に負えないほど膨らんだ。同氏は電気代の節約のため、採掘機を自身が務める学校に移し、約1年間運営した。最初は1台だった採掘機は7台にまで増えた。今年1月には教頭も同じく学校の電力を利用して仮想通貨を採掘した。校長の許可の下でイーサリアムを採掘したという。
校長と教頭の犯罪は、電気使用量が異常に高く出たことを不審に思った地域の電力会社の通報で発覚された。学校は二人を免職処分とした。地元当局は二人が設けた仮想通貨の収入を没収したが、正確な金額については伝えられていない。しかし、中国メディアは二人の採掘事業の収入はあまり高くないと予想した。その理由として、イーサリアムの価格が今年に入って70%以上下落したことと、仮想通貨市場全体が弱気相場に入っていることを挙げた。