「Tバッグを着ていたから同意?」…世界の女性たちから非難殺到

「Tバッグを着ていたから同意?」…世界の女性たちから非難殺到

10代の少女に性的暴行疑惑を加えた疑いで裁判を受けた20代の男性が、性行為に女性の同意があったと主張、当時被害者が着用していた下着を証拠に提出して無罪の判決を受けた。

この判決を受け、アイルランドや世界の女性たちは「#This is not Consent(これは同意ではない)」というハッシュタグと共に自分の下着写真を投稿するなど、怒りをあらわにしている。

英BBCなどによると、最近アイルランド南部コーク州の刑事裁判所はコークの路上でA氏(17)に性的暴行を加えた疑いで裁判を受けていたB氏(27)に無罪を言い渡した。

同裁判で争点となっていたのは「同意があったのか」だ。強姦だったというA氏の主張に対し、B氏側は同意の上だったと弁論した。問題になったのは「同意の上」を裏付ける証拠として提出したもの。B氏側は弁論中にA氏が当時着用していたレースのTバッグを証拠として提示。

B氏側は「A氏が何を着ていたかを注目べきだ。A氏は前面の部分がレースになったTバックを履いていた」とし、A氏はB氏と性行為をする意思があったと主張した。
その後、陪審員(裁判員)は被告に全員一致で無罪判決を言い渡した。

このような裁判が現地メディアによって知られると、アイルランドは勿論、世界の女性たちは、「どうやって下着が『性行為の同意』の証拠になれるか」として怒りの声をあげている。

アイルランドの女性団体は、被害女性をもう一度辱める裁判慣行を問題視し、アイルランドの主要都市で抗議デモを行なっている。
女性団体は「何を身につけたのか、何処へ行ったのかと関係なく、イエスはイエスで、ノーはノーを意味する」というスローガンを叫びながら、性的暴行の被害者に責任を転嫁する慣行をやめるべきだと主張している。

翻訳:尹怡景

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