出生率低下続く韓国、9月出産数は歴代最低値

出生率低下続く韓国、9月出産数は歴代最低値
韓国の9月出生児数が歴代最低値を記録した。9月に生まれた出生児は約2万6千人で、歴代9月の基準で初めて3万人を下回った。
韓国統計庁が28日発表した「9月の人口動態」によると、9月の出生児数は2万6100人を記録した。前月より13.3%減少となる。特に出生数集計を始めた1981年以来、9月の出生児数で3万人を下回ったのは初めてで、9月出生児数としては歴代最低水準だ。
今年1月~9月までの累積出生児数は25万2000人で、これまでの推移からみると、今年全体出生児数は30万人前後になると予想される。
一方、9月の死亡者数は2万2900人で、前年同期より1.3%増加した。