韓国、出生も結婚も歴代最低水準に

韓国、出生も結婚も歴代最低水準に
韓国の出生数がまたも歴代最低数値を更新した。政府の発表によると、1月の出生数は3万300人で、過去の1月出生数で最も低い水準に落ちた。婚姻件数も急減し、1981年以降の1月記録で最低数値を記録した。
韓国統計庁が27日に発表した「2019年1月の人口動態」によると、1月の出生数は3万300人に調査された。1年前の同月に比べ6.2%(約2000人)減となる。
これまでの記録をみると、1年中の出生数のなかで1月の出生数が最も大きな割合を占める。さらに今年は「黄金の豚年(日本ではイノシシ)」とされ、出生児数の増加が期待された。韓国では黄金の豚年に生まれると、財運に恵まれるとの俗説がある。
しかし、前年1月と比べると6%以上の減少で、前年同期基準では34ヶ月連続で減少を続けている。
婚姻件数も減っている。1月の婚姻件数は2万1300件で、前年同月より3100件(12.7%)も減った。その一方、離婚は増えている。1月の離婚件数は前年同月より9%増加した9万700件となった。
【韓国の少子化問題】