韓国株30日、コスピ下落…1年ぶりの利上げが嫌気

韓国株30日、コスピ下落…1年ぶりの利上げが嫌気
30日の韓国株式市場は、韓国銀行(中央銀行)の政策金利の引き上げの影響で下落した。
同日の総合株価指数(KOSPI)は前日比17.24(0.82%)ポイント安の2096.86を記録した。続伸して始まった同日の相場は、韓国銀行の金利引き上げが伝えられと下落に転じた。韓国銀行(中央銀行)は同日、政策金利を0.25%引き上げ年1.75%とすることを決めたと発表した。利上げは約1年ぶり。
金利が上がるほど安全資産への選好度が高まるため、利上げは一般的に株式市場に悪影響とされる。ただし、専門家がは「減速感が強まっている現在の韓国経済を考慮すると、韓銀の更なる金利引き上げは難しいだろう」とし「今回の利上げが市場に与える影響を大きくない」と分析している。
新興企業向け株式市場コスダック指数は小幅上昇した。同日のコスダック指数は前日比0.04%高の695.76を記録した。