中国株、今年25%下落…時価総額で日本に追い抜かれ3位に

中国株、今年25%下落…時価総額で日本に追い抜かれ3位に
米国と中国の貿易戦争の余波で、中国株式市場が今年暴落した。下げ幅としては世界主要国の証券市場の中で最も大きかった。
香港紙サウスチャイナ・モーニングポストによると、上海総合指数は今年最後の取引日に2493.90で取引を終えた。これは昨年の大納会の終値より24.6%も急落した数値。深セン総合指数も昨年比33.2%安を記録した。中国株式市場の時価総額は今年2兆4000億ドル減少し、6兆3000億ドルを記録した。これまで時価総額基準で世界2位だった中国は、今年8月に日本に追い抜かれ3位となった。
中国株の暴落について専門家らは、「米中貿易戦争の激化や中国の景気減速への懸念などによる投資心理の委縮が背景になっている」と分析している。