トランプ氏、非常事態宣言の可能性高まる

トランプ氏、非常事態宣言の可能性高まる
米国連邦政府の部分的な閉鎖(シャットダウン)が20日目に入った中、米メディアは10日(現地時間)、トランプ米大統領が非常事態を宣言する可能性が高まっていると報じた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、トランプの側近らは非常事態を宣言することを引き留めようと説得中だという。そのため、被災地復旧の目的で昨年2月に承認された米陸軍工兵団の予算の一部を壁の建設に投入することで、議会との衝突を避ける方案を検討している。
しかし、トランプ大統領はメキシコ国境の壁建設のため、非常事態宣言を深刻に検討しているという。ワシントン・タイムズなどの米メディアはホワイトハウスの関係者の言葉として、「トリガーが引かれるのは時間の問題だ」と報道した。フェンス副大統領も記者団に「壁なしで国会とのディールはない」と強調し、非常事態が宣言される可能性が段々高まっている。