韓国、半導体・家電は超好況…自動車は後退

韓国、半導体・家電は超好況…自動車は後退
-韓国、第2四半期の実績決算シーズン
-各産業の悲喜こもごも
半導体や家電、石油業界は好調の推移が続いている一方、自動車業界は不振に陥った。
韓国半導体大手のSKハイニックスは26日、第2四半期の連結決算を発表した。発表によると、売上高10兆3705億ウォン(約1.3兆円)、営業利益5兆5739億ウォン(約5500億円)、当期純利益4兆3285億ウォン(約4300億円)を記録。全ての部門で過去最高値となった。
LG電子の第2四半期の実績は売上高15兆194ウォン(約1.5兆円)、営業利益は7710億ウォン(約770億円)で、前年同期比でそれぞれ3.2%と16.1%増加した。今年1~6月期の売上高と営業利益についてはそれぞれ30兆1424億ウォン、1兆8788億ウォンを記録したと発表した。上半期の売上高で30兆ウォンを超えたのは初めてで、営業利益も歴代最高を更新した。
石油業界も国際原油価格の上昇による利益の増加で好況を迎えている。石油大手Sオイルの第2四半期の実績は売上高6兆31億ウォン(約6000億円)、営業利益4026億ウォン(約400億円)を記録した。
その一方、自動車業界は業績不振に陥った。韓国現代自動車は上半期の売上高と営業利益でそれぞれ47兆1484億ウォン(約4.7兆円)と1兆6321億ウォン(約1600億円)を記録。前年同期比で、売上高は1.1%、営業利益は37.1%が減少した。
翻訳:尹怡景