米韓合同軍事演習が20日終了…北朝鮮は交渉のテーブルに戻るか

米韓合同軍事演習が20日終了…北朝鮮は交渉のテーブルに戻るか

米韓合同軍事演習が20日に終了する予定で、米朝実務交渉再開への期待感も高まっている。米朝実務交渉は、両首脳が6月30日に板門店対面で合意した事項。遅くとも7月下旬には開かれる予定だったが、北朝鮮は米韓合同軍事演習を合意違反だと反発し、交渉のための会話に応じなかった。

韓国軍関係者は19日、米韓合同軍事演習が予定通り20日に終了すると発表した。これで一ヶ月半以上米朝対話をハードルになっていた不安要素が消えることになる。

同時期に合わせるようにビーガン米国務省対北特別代表が19日から日本と韓国を訪問する。専門家らは、北朝鮮の金正恩委員長にメッセージを送る意味だと分析している。ただし、実務交渉が行われても、結果を出すとはいえない状況だ。まだ交渉の議題や非核化に対する対応措置と関連し、米朝間の立場の差が大きいからだ。

期待とは異なり、交渉時点が遅れる可能性も排除できない。まだ米国の立場に大きな変化がないため、北朝鮮が交渉に応じても得る成果が不透明だ。米韓合同軍事演習が終了しても北朝鮮は今までのように何の反応をせずに緊張局面を継続する可能性があるとの分析が出る理由だ。

金委員長は今年4月、「非核化交渉期限は年末まで」と提示した。しかし、11月になると、米国が大統領選挙の局面に入り、北朝鮮問題に対するトランプ大統領の関心が薄くなる可能性が高い。

韓国の専門家らは「年末までに実質的な成果を得るためには、9月には実務交渉が開始されなければならない」と強調している。

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