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香港デモ参加者、警官実弾発砲で重体…市民ら「人殺し」と猛非難

香港デモ参加者が11日午前、警官が撃った実弾に当たり重体の状態だとの報道が出た。香港サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)など現地メディアは、同日午前に香港島東側の地域で警官がデモ隊に向かって実弾を発砲し、デモ参加者の一人が負傷を負ったと報じた。

ネット上には当時の現場状況が盛り込まれた動画が公開された。動画には警官がデモ隊を制圧していた際に、近づいてくる他のデモ参加者に向けて銃を発射する姿が盛り込まれている。目撃者によると、警官が2〜3発の実弾を発砲したという。警察の発砲で市民らは「人殺し」と激しく非難している。

警官の発砲以降、一部のデモ隊は地下鉄施設を毀損するなど激しく抗議し、これに警察は催涙スプレーを使用して対応している。

10日夕方、香港都心ではデモに参加して死亡した香港科技大学2年生のチャウ氏を追悼する集会が開かれた。同デモには主催者推定で10万人が参加した。チャウ氏は4日に行われたデモの現場で、建物の3階から墜落。病院に運ばれ手術を受けたが、死亡が確認された。

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