“火山壌土で栽培” 済州農産物輸出企業「フレシス株式会社」に関心集中…「アグロ・イノベーション2019」22日まで開催

最先端の日本農業技術・製品を展示する「アグロ・イノベーション2019」が開幕した中、韓国・済州島を代表する農産物輸出会社「フレシス株式会社」(以下、フレシス)も参加し、日本の消費者と関係者に注目を集めている。
「アグロ・イノベーション」は、日本の農業ビジネスのバリューチェーン全体に関連する最先端技術と製品を展示する専門展示会。農業生産、収穫、加工、流通など幅広い分野を網羅し、農業界の生産性改革、流通改革を支援することを目指している。今回の展示会は11月20日(水)~22日(金)の3日間、東京ビックサイトで開催される。
日本国内産業を対象にした同展示会に韓国の企業が参加することは異例的。済州経済通商振興院東京通商代表部(所長:崔滄勲)の積極的な支援で「アグロ・イノベーション2019」に参加したフレシス(代表取締役社長:イム・ヒョンジョン)は主力輸出商品である新鮮なキウイを前面に出し、日本農業関係者らの耳目を集めている。
済州企業の日本市場進出拡大に全力を挙げて取り組んでいる済州経済通商振興院東京通商代表部によると、フレシスは2014年に創立。韓国の生産者と輸入国の消費者のニーズを繋ぐ農産物輸出サービスを提供し、農産物輸出専門会社として世界が注目する企業に成長しつつある。
東京通商代表部の関係者は「フレシスの一番の特徴は、済州島の特殊な火山壌土で栽培した新鮮で栄養豊富な野菜と果物を提供すること。済州島だけの質の高い農産物への需要が段々高くなり、キウイや白菜や大根など多様な済州島の農産物を輸出しているフレシスの存在感が海外市場を中心に拡大している」と語った。
一方、東京通商代表部は公式ホームページとSNSにフレシスの製品はもちろん、済州島関連企業の詳細な情報を紹介・広報している。関連情報は下記より。