原油価格が高騰… OPECプラスの減産姿勢が影響

国際原油価格が21日(現地時間)、約2カ月ぶりの高値に上昇した。CNBCによると、石油輸出国機構(OPEC)を含む産油国のOPECプラスが現在進行している減産政策を来年6月までに延長する可能性が高く、中国が米国の貿易交渉代表に訪中要請をしたことが上昇の背景となった。
同日の国際原油価格は、北海ブレント原油が2.5%高の1バレル=63.97ドル、WTI原油が2.8%高の58.58ドルを記録した。
上昇の背景となっているのはOPECプラスの動き。海外メディアによると、OPECプラスの産油国は来月開かれる年次OPEC総会で、減産政策を来年6月までに続くことを議論する可能性が高いという。
また米中貿易交渉と関連し、中国の劉鶴副首相が米国の交渉代表に訪中を要請したとの記事が伝わったことも影響した。
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