撃たれた香港青年、「銃弾で人を殺しても信念は殺せない」

デモ参加の際に香港警官の発砲に重傷を負った青年が「銃弾で人の命を奪うことはできるが、信念を殺すことはできない」と伝えた。

パトリック・チャウ(21)氏は今月11日、デモに参加した際に警官が撃った実弾に腹部を撃たれた。彼が銃弾に撃たれて倒れる様子は撮影され、ネット上に拡散。より過激な反政府デモのきっかけとなった。

銃撃以降手術を受けたチャウ氏は23日、米CNNのインタビューに応じ、「警官が発砲する理由はなかった」とし「警官が銃を挙げて他のデモ参加者を狙うことを見て、“なぜ銃を狙うのか、彼は何もしてない”と言った」と当時の状況を説明した。

同銃撃事件と関連し、香港警察当局は、警官が他のデモ参加者を逮捕する時にチャウ氏が警官に接近して銃を奪おうとしたため、銃を発射したと明らかにしている。

チャウ氏は撃たれた後、病院に運ばれ、右の腎臓と肝臓の一部を切除する手術を受けた。

「民主主義に命を捧げる価値はあるのか」という質問にチャウ氏は、「民主主義と自由は、基本的なもの。政府はこれを拒否している」と指摘。また「香港の人々は、より勇敢に対抗している」とし「若い人たちが乗り出して、政府に立ち向かわないと、我々はもっと激しい鍛圧を受けることになる。今、声を出さなければ、明日はその機会さえ消えるかもしれない」と呼び掛けた。

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