世界株式市場の時価総額が今年約2千兆円増加

今年の世界の株式市場の時価総額が通貨緩和政策と米株の躍進に力づけられ、約2千兆円近く増えたことが分かった。
米経済専門放送CNBCは24日(現地時間)、ドイツ銀行の資料を引用し、今年の世界の株式市場の時価総額が17兆ドル以上増えたと報じた。時価総額は年初に70兆ドルを軽く下回ったが、現在は85兆ドルを超えている。
各国の中央銀行の通貨緩和政策に、昨年から続いた貿易戦争の不確実性がやや解消された点などが株式市場の上昇を牽引し、時価総額の増加につながったと分析されている。
また、CNBCは米株が世界の株式市場の時価総額の成長に主導的な役割をしたと伝えた。実際にS&P 500指数とダウ・ジョーンズ工業株平均指数、ラッセル2000指数は、すべて今年に入って20%以上上昇した。特に大手IT企業であるアップルとフェイスブックはそれぞれ80%と57%も急騰した。
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