マスク氏、次の目標は…火星に100人送る?

史上初めて民間有人宇宙船の打ち上げに成功した米宇宙探査企業「スペースX」の最高経営者(CEO) のマスク氏が次の目標を明らかにした。マスク氏は社員らに 月·火星探査の有人宇宙船“スターシップ“を「最優先順位」とし、スターシップのロケットの開発に邁進することを要求した。
7日(現地時間)、米CNBCによると、マスク氏は5日、社員らに送った電子メールで、「スペースXの最優先課題はスターシップだ」とし、「スターシップの開発に速度を出してほしい」と語った。
次世代有人宇宙船であるスターシップは、100人を乗せて月や火星に送る目的で開発されている。先月30日に米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士2人を宇宙に送るのに成功した同社のクルードラゴンは、最大収容人数が7人。
マスク氏は昨年9月にスターシップの試作品(プロトタイプ)を公開している。しかし、昨年11月と今年3月に相次いで地上テスト中に爆発事故が起きた。
同社のホームページによると、スペースXは22年に初の貨物専用ロケットを火星に送り、24年までに乗務員を乗せた月探査プロジェクトを試みる計画。スペースXの最終目標は、火星に独自の基地を建設することだ。
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