ICBMも演説もなかった…”トランプ刺激”を避ける金正恩

ICBMも演説もなかった…”トランプ刺激”を避ける金正恩

北朝鮮が9日に平壌・金日成広場で行われた建国70周年記念式の軍事パレードに大陸間弾道ミサイル(ICBM)や中距離弾道ミサイル(IRBM)などを登場させなかった。また、金正恩朝鮮労働党委員長は同日の行事を参観したものの、演説はしなかった。韓国メディアは、「朝鮮半島の情勢をめぐる対話局面で米国などを必要以上に刺激しないような姿勢が読み取れる」と分析した。

韓国政府の関係者はこの日、「北朝鮮の軍事パレードはICBMなどを登場させず、ロケット砲、長射程砲など通常兵器を中心に軍事パレードを行った」とし「米国に送るメッセージで、米国と戦う意思がないことを示しているようだ」と述べた。

海外メディアもICBMが登場していないことに注目し、「以前より節制した水準だった」と報じた。CNNは、「軍事パレードの武器は、過去よりもかなり縮小された」とし「専門家らは、米国の反発を避けるために問題視される武器は公開しないだろうと予想していた」と述べた。

これと関連し、世宗研究所研究企画本部長チョン・ソンジャン氏は、「北朝鮮が再びICBMを登場させたら、金委員長の非核化交渉の意志に疑問が提起されたはず」とし「平壌で開催される南北首脳会談と今後米朝高官級会談で、核とミサイル交渉を念頭に置いて、北朝鮮の意志をはっきり見せるため」と分析した。

北朝鮮メディアも同日の軍事パレードを生中継しないなど国際社会を刺激しない様子だった。

info@fnnews.jp

Copyright © The financial news japan. All rights reserved.
ファイナンシャルニュースジャパン

関連記事

ピックアップ記事

  1. 世界最大民泊仲介の米エアビーアンドビー(Airbnb)が新規株式公開(IPO)を準備していると明らか…
  2. サウジアラビア政府がサウジの富豪らに対し、国営石油企業アラムコのIPO(新規株式公開)時に株式の大量…
  3. 安倍晋三首相と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今月下旬開催の国連総会に出席するため、米ニューヨ…
  4. 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が40%台前半に落ち込んだ。世論調査会社「リアルメーター…
  5. 今年8月に日本を訪れた韓国人観光客数が前年の半分程度に急減した事が分かった。前年の数字を基準として見…

おすすめ記事

  1. 韓国でアフリカ豚コレラ(ASF)が拡散の兆しを見せているなか、豚肉の価格が暴騰する動きを見せ懸念が高…
  2. 北朝鮮が食肉供給のためにウサギ飼育に心血を注いでいる。金正恩北朝鮮国務委員長もウサギの肉をさらに多く…
  3. LINE、日本で仮想通貨取引所オープン…クリプト金融市場開拓へ -BTC・ETH・XRP・B…
  4. [ワールドリポート] 炎に包まれる地球 北極やシベリア、インドネシア、ついにはアマゾンまで。…
  5. 写真は香港の行政トップ林鄭月娥行政長官/香港政府公式ホームページから 「逃亡犯条例」撤回引き…
ページ上部へ戻る