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米軍、オマーン湾でイラン船に発砲・拘束 トランプ氏は和平交渉再開へ圧力

米中央軍は19日、オマーン湾で対イラン海上封鎖を突破しようとしたイラン船籍の貨物船に対し発砲し、拘束したと発表した。今月13日の封鎖開始以降、イラン船の拘束は初めてとなる。

発表によると、米海軍のミサイル駆逐艦が同日、イラン南部バンダルアッバスに向かっていた貨物船に停船を命じたが、約6時間にわたり応じなかった。このため駆逐艦は機関室に向けて艦載砲を数発発射し航行不能にした。その後、米海兵隊が乗り込み、船舶を管理下に置いた。

これに対しイラン軍中央司令部は、今回の対応を「海賊行為」と非難し、報復を警告した。

一方、ドナルド・トランプ大統領は同日、イランとの和平交渉に向けた米代表団が20日にパキスタンの首都イスラマバード入りすると明らかにした。停戦期限が米東部時間21日に迫る中、交渉再開を促す圧力を強めている。

ホワイトハウスによると、代表団はJ・D・バンス副大統領、中東担当特使スティーブ・ウィトコフ氏、さらにトランプ氏の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏で構成される。

トランプ氏はSNSで、イランが「公正で合理的な取引」を受け入れなければ「発電所や橋などあらゆるインフラを無力化する」と警告。停戦交渉を前に強硬姿勢を示した。

ただ、イラン国営通信は米側の提案について交渉再開を拒否したと報道。海上封鎖が続く現状では「実りある交渉の展望はない」と主張している。

また、シャバズ・シャリフ首相は19日、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領と電話会談を行ったが、具体的な交渉日程には言及しなかった。情勢は依然として不透明なままとなっている。

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