下落相場でも上昇するコイン…共通点は「コンテンツ」

下落相場でも上昇するコイン…共通点は「コンテンツ」

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など、仮想通貨の下落傾向が続いている。今年5月に100万円を超えていたビットコインは9月まで継続して下落し、70万円台にまで下がった。イーサリアムも同様で、同期間に7~8万円で取引されていたものが、2万円台にまで急落した。他の仮想通貨も大半が下落傾向にある。

しかしこの様な下落相場の中でも頭角を現す仮想通貨がある。共通点は「コンテンツ」分野での活用が予想される仮想通貨だという点だ。

■リンクのお陰で「ビットボックス」の順位も急上昇
LINEの仮想通貨「Link(リンク)」も業界の関心を集めている。NAVER(ネイバー)の日本子会社LINEはリンクチェーンというブロックチェーン・プラットフォームを開発中で、このプラットフォーム上で稼働するサービスを利用する際に、報酬として受け取る「Link(リンク)」を発行した。

「リンク」はLINEの仮想通貨取引所「BITBOX(ビットボックス)」で受け取る事になる。「ビットボックス」はリンクのお陰で、100位圏外だった全世界取引所順位が5位まで急上昇した。今後LINEが多様なサービスを打ち出せば、リンクの価値もより高まる事が予想される。

■下落相場の中でも上昇傾向続く「コスモコイン」
11日、韓国の仮想通貨取引所CPDAXによると、8月末に30ウォン(約3円)台で取引されていた「Cosmo Coin(コスモコイン/COSM)」は、現在50ウォン(約5円)台で取引されている。大半の仮想通貨が下落した9月初めにもコスモコインの上昇傾向が続いた点が目を引く。

コスモコインは「Cosmochain(コスモチェーン)」が発行する仮想通貨。先月から試験サービスを始めているビューティー・アプリケーション「COSMEE(コスミ)」でコンテンツの投稿、コメントやいいねなどの活動に対する報酬(リワード)として受け取る事が出来る。実際のサービスに活用される仮想通貨だという点が、投資家らに良い評価を受けている模様。

特にコスモチェーンは韓国国内の主要インターネット企業「kakao(カカオ)」が投資した会社として知られている。実際にはカカオの投資系列会社「kakao investments(カカオ・インベストメンツ)」が投資。またカカオ以外にも、「#HASHED(ハッシュド)」や「NEOPLY(ネオプライ)」など、ブロックチェーン業界の有力投資会社もコスモチェーンに投資し、有力プロジェクトとして業界の注目を集めている。

■ゲームXコインのICOプレセールは僅か1時間で完売
ゲーム分野にブロックチェーン技術を導入しようというビジョンを提示した「blockchain ventures(ブロックチェーン・ベンチャース)」の「Game X Coin(ゲームXコイン/GXC)」も、下落相場の中で頭角を現している。10日に新規仮想通貨公開(ICO)のプレセールを行ったところ、僅か1時間で一次公開分を完売した。

ブロックチェーン・ベンチャース側は、下落相場の中でゲームXコインの完売が可能であった理由として、△開発歴20年以上の代表、ソウル大ブロックチェーン学科「Decipher(ディーサイファー)」所属の開発者など、優れたマンパワーを誇るチームである事 、△「BATTLEGROUNDS(バトルグラウンド)」で有名な「Bluehole(ブルーホール)」の共同創業者キム・カンソク氏、前韓国ゲーム産業協会会長のチェ・クァンホ氏、ブロックチェーンの大物投資家ウィル・オブライエン氏などがアドバイザーとして参加している点、 △「Neowiz Bless Studio(ネオウィズ・ブレス・スタジオ)」や「XLGames(XLゲームズ)」といった10を越すゲームパートナー企業など、優れた技術力と事業性を同時に兼ね備えた点、などのお陰だと話している。またブロックチェーン・ベンチャースは、実際にブロックチェーン基盤のゲーム3種を試験レベルで発表している。

業界のある関係者は「下落相場でも利用者らに注目されている仮想通貨の共通点は、コンテンツ分野で実際に活用されるという可能性を見せてくれたという点だ」とし、「投資家らも、実際に活用される可能性が高い仮想通貨の潜在力に注目している様だ」と語った。

翻訳:水野卓
info@fnnews.jp

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