南北の五輪共催が可視化?IOC、「2032年夏季五輪の共同開催に協力」

南北の五輪共催が可視化?IOC、「2032年夏季五輪の共同開催に協力」
国際オリンピック委員会(IOC)は、韓国と北朝鮮が2032年夏季五輪の共同開催を推進する場合、これに協力するという意見を明らかにした。米政府系のメディア「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」が15日に報じた。
RFAは「IOCのマーク・アダムス広報担当者が南北首脳間の合意内容を綿密に注視している」と伝えつつ、「もし第3次南北首脳会談以後、南北が2032年夏季五輪を共催することに決定した場合に関連事案について協力するという立場を伝えた」と報じた。
同報道を受け、アダムス広報担当者は、南北の五輪共催の可能性については直接的な言及を避けつつも、「両国の首脳がオリンピック競技を通じて朝鮮半島の平和と未来をひらく道を作られることを望む」と付け加えた。
これに先立ち、日中韓文化大臣会合に出席するために来日した都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光部長官は12日、「平和体制の発展のために2032年五輪の南北共同開催の推進を北朝鮮に提案する考えだ」と明らかにした。
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