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石破首相、アメリカ新大統領の就任前に首脳会談を検討

石破首相は12日、読売新聞のインタビューにおいて、11月の米大統領選で次期大統領が決定した場合、来年1月の就任前に訪米し首脳会談を実施する意向を示した。首相は来月中旬、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議と主要20か国・地域(G20)首脳会議に参加するため南米を訪れる予定で、その前後に訪米する可能性について「否定しない」と述べた。

石破首相は「同盟国の日本の首相として、来年1月の正式就任前に次期大統領と関係を持つことは必要なことだ」と強調し、日米同盟の安定化と深化に向けて早期の首脳会談を模索する考えを示した。実現すれば、石破首相にとって初の訪米となる。

2016年の米大統領選後、当時の安倍首相がトランプ前大統領との首脳会談を就任前に行った先例があり、これがその後の日米関係強化に貢献した経緯がある。

また、石破首相は日米地位協定の改定にも意欲を示しているが、インタビューでは改定目標時期については言及を避け、「難しい課題であることを認識しているため、予断を持たずに慎重に進める」と述べた。

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