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石破政権、パッチワーク連合で挑む新たな政治の局面

秋が深まり、厚手のコートを羽織る季節がやってきた。自民党内では、選挙後の様相が一変し、派閥の勢力図も大きく変わった。最大派閥の座を占める麻生派に対し、かつての安倍派は第五勢力に後退。政治の「衣替え」が進む中、石破政権もその影響を避けられない。

石破茂首相は、衆院選での大敗に伴う議席減少にもかかわらず、引き続き政権の座を維持する構えだ。党の勢力は削がれ、過半数の議席確保も難しい現状で、石破首相は国民民主党に協力を求める。しかし、憲法改正やエネルギー政策で共通点が多いものの、国民民主は来年の参院選を控えており、石破政権との連携は支持者の信頼を損ねかねないとし、積極的な連携に踏み切る様子は見られない。

そこで石破政権が模索しているのは、政策ごとの部分連合だ。個別の政策において必要に応じて譲歩し、他党の支持を得ながら法案成立を目指す戦略である。様々な布地をつぎはぎした「パッチワーク」のように、異なる意見を繋ぎ合わせた政治運営が必要となるだろう。

しかし少数与党の立場にある現状では、野党が共同で内閣不信任案を提出すれば、可決の可能性が高い。総辞職に追い込まれる危機感の中、石破政権は緊張感を持った国会運営を強いられている。

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