石破茂首相は1日午前、前日に成立した2025年度当初予算を受けて首相官邸で記者会見を開き、自民党の新人議員に商品券を配布した問題について改めて謝罪した。内閣支持率が急落する中、予算成立後も政権運営は引き続き不安定な様相を呈している。
会見の冒頭、石破首相は「改めて深くお詫び申し上げる」と謝罪し、「自分を見失っていた部分があったかもしれない。その点は率直に受け止め、真摯に反省する」と述べた。
問題の発端は3月3日、自民党の新人議員15人との懇談会において、1人当たり10万円相当の商品券を配布したことにある。これに対し、与野党双方から批判が殺到し、内閣支持率の低下を招いた。
石破首相は「国民の皆様の感覚からかけ離れた行動であったことは率直に認めなければならない」とし、「国民の皆様の思いに真摯に向き合う決意を新たにした」と語った。













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