写真上：趙領事
駐日韓国大使館（大使・朴喆熙）に勤務する趙領事が、2024年度在外同胞有功者表彰において不正な推薦を行ったとの疑惑が浮上し、在日韓国人社会を中心に強い批判が広がっている。
趙領事は韓国統一部から派遣された統一官として駐在しているが、今回の表彰に際し、一部候補者の等級を不正に引き上げる目的で虚偽内容を含む推薦書を作成したとされる。これに対し、韓国の外交部ホームページには抗議と民願が相次いで寄せられ、外交部および統一部の対応の遅れに対する不満の声も高まっている。
しかしながら、駐日大使館は本件について、現時点で内部調査や懲戒措置などの具体的な対応を講じておらず、「事実上の黙認ではないか」との批判が集中している。
在日同胞社会では今回の一件を「制度そのものへの冒涜」と受け止めており、駐日韓国大使館および韓国政府に対して、即時の事実関係調査および責任者に対する厳正な処分を求める声が高まっている。
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