28日午後5時50分ごろ、山陽新幹線「福山ー新尾道」間で人と接触したことが確認され、山陽新幹線は全区間で約2時間にわたり運転を見合わせた。
JR西日本によると、27日夜、広島市東区矢賀にある山陽新幹線の車庫で、運行終了後に新幹線車両を点検した際、血のような付着物が発見された。また、28日午前10時半ごろ、「のぞみ号」の乗務員から「前日に鳥と衝突したような小さな音がした」との報告があり、音がした現場付近を確認したところ、広島県尾道市西藤町のトンネル内で遺体の一部が発見されたという。
発見された遺体は損傷が激しく、年齢や性別の特定には至っていない。乗客および乗務員に負傷者はいなかった。
遺体が見つかった現場は通常立ち入りできない場所であり、亡くなった人物がはしごなどを使用して進入した可能性もあるとみられている。
この事故の影響で、山陽新幹線では一部列車が運休し、東海道新幹線でも遅延が発生している。
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