石破茂首相は25日、京都府舞鶴市で記者団に対し、日米間で進めている関税交渉について「6月のG7サミットでの首脳会談を念頭に、引き続き議論を深めていく」と述べ、サミットでの合意形成を目指す姿勢を強調した。
首相は、交渉において特に米国側が関心を示す造船分野に触れ、「米海軍艦艇の日本での修理を政府として支援していく」と表明。また、日本が技術的優位性を持つ砕氷船についても「北極航路開拓を含め、重要な協力分野となるだろう」と述べ、日米連携を一層進める意欲を示した。
さらに、今回の閣僚級交渉に関しては「貿易拡大、非関税障壁の解消、経済安全保障など具体的な成果があり、一定の前進が見られた」と評価した。













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