米朝、首脳会談の早期開催に合意… 米中間選挙以前の可能性

米朝、首脳会談の早期開催に合意… 米中間選挙以前の可能性
米朝が 2回目の首脳会談を早期に開催することに合意した。早ければ米国の中間選挙が行われる来月6日前にトランプ米大統領と金正恩北朝鮮国務委員長間の会談が可能となる見通しだ。
ポンペオ米国務長官は7日、平壌で金委員長と会談した後、その日に韓国大統領府を訪問。文在寅(ムン・ジェイン)大統領に、「第2次米朝首脳会談をなるべく早期に開催することに金委員長と合意した」と明らかにした。また、大統領府によると、「首脳会談の具体的な時期と場所を決定するため、両国が協議を続けていくことにした」と伝えた。
ポンペオ長官の4次訪朝結果を聴取した文大統領は、「2次米朝首脳会談が開かれ、大きな成功を収めることを望む。その過程で、韓国もすべての努力を尽くす」と述べた。
韓国メディアは今後観戦ポイントとして「速度」をあげた。韓国紙ファイナンシャルニュースは「米朝が2次の首脳会談の開催問題をめぐり速度を出すことに合意しただけに、会談日程と場所、終戦宣言、寧辺(ヨンビョン)の核廃棄などの非核化のロードマップの推進に弾みがつくと予想される」と伝えつつ、「首脳会談の開催に合意したということは、北朝鮮の非核化措置と米国のそれに対する相応措置について、両国が深く意見交換し、相当部分で合意したことを意味する」と強調した。
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