外務省は、岩屋毅外務大臣が現地時間7月11日、マレーシア・クアラルンプールで開催された「第15回東アジア首脳会議(EAS)参加国外相会議」に出席したと発表した。
EASは、東アジア地域の平和・安定・繁栄を目的とする戦略的対話の枠組みであり、日本、中国、韓国、ASEAN各国、米国、ロシア、インド、オーストラリア、ニュージーランドなどの外相が一堂に会した。
岩屋大臣は会議の中で、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた日本の取り組みを説明し、法の支配、航行の自由、海洋安全保障、経済安全保障やサプライチェーン強靱化の重要性について訴えた。
また、ロシアによるウクライナ侵略や北朝鮮の核・ミサイル開発といった地域の安全保障上の脅威に対して深い懸念を表明し、国際社会が一致して対応する必要性を強調した。
外務省は今回の会議について、関係国間の信頼構築と地域の安定に資する貴重な機会であったと評価している。













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