植民地期の朝鮮で活動した日本人ジャーナリスト、阿部充家の足跡をたどる書籍が刊行された。
新刊『帝国日本の新聞人と朝鮮知識人――同伴者・無仏阿部充家と朝鮮』(沈元燮・著/川村肇・訳、六花出版)は、阿部充家の波乱に満ちた生涯を詳しく紹介する。彼は「徳富蘇峰の右腕」、「朝鮮総督・斎藤実の政治顧問」、「帝国の政治ブローカー」、「禅宗の伝道者」、そして「朝鮮を愛した不穏分子」と呼ばれた人物である。
朝鮮統治下、抵抗が抑圧され、服従と同化が強制された時代において、阿部は京城日報社や毎日申報社で活動し、日本と朝鮮の融和を模索し続けた。本書は、彼の思想と行動を通して帝国と植民地の複雑な関係を浮き彫りにする。
六花出版は「戦後80年の夏」に合わせ、忘れてはならない戦争の記憶と歴史を伝える資料として本書を紹介している。

.jpg)











Leave a Reply