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防衛省、AI・宇宙分野のスタートアップ連携を強化

日本の防衛省が先端技術の確保を目的に、スタートアップ企業との連携を本格化している。中谷防衛大臣は9月30日、東京・六本木にある日本最大級のスタートアップ拠点「CIC Tokyo」を訪問し、人工知能(AI)や宇宙関連のスタートアップを視察した。

今回の視察では、AI応用技術、衛星データの活用、次世代防衛システムなど各社が開発を進める最先端の取り組みが紹介された。中谷防衛相は「各国でスタートアップが最先端の科学技術を用いた防衛イノベーションの担い手となっている。日本も民間の創造力を防衛分野に結び付ける必要がある」と述べた。

防衛省はこれまで大企業中心で進めてきた防衛産業政策を見直し、新興企業との協力を拡大する方向に舵を切っている。特にAI、宇宙、量子技術、ドローン分野のスタートアップを対象に研究開発支援や共同プロジェクトを強化する方針だ。

専門家は、防衛省がスタートアップと手を組むことは、国際的な技術競争に後れを取らないための必須戦略だと指摘する。米国や欧州、中国などもスタートアップを防衛革新の中核に据えているため、日本も官民連携モデルを強化しなければ世界の競争環境で不利になる恐れがある。

今回の視察を契機に、防衛省がスタートアップとの協業を制度化し、先端技術を国家安全保障に取り込む動きが一層加速するとみられる。

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