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メンズモデルのSNS投稿が物議 バックステージの「現実」と業界の課題

ファッションショーの舞台裏で起きた出来事が波紋を広げている。あるメンズモデルが自身のSNSに「たくさんおっぱい見れてサイコー」と投稿したという。この軽率な発言は、瞬く間にネット上で拡散され、ファッション業界における性意識の低さと職場環境の問題を浮き彫りにした。

ショーのバックステージは常に混乱状態にある。限られた時間とスペースの中で、モデルたちは瞬時に着替え、ステージに立たなければならない。Tairaが帰国後に出演したあるショーでも、男女共用の狭い控室で、仕切りもないまま準備を強いられる場面があったという。

Tairaは「一瞬の油断や無神経な言葉が、どれほど多くの人を傷つけるかを実感した」と語った。彼によれば、現場では女性モデルが不快な視線にさらされることも少なくなく、「同じモデルとして情けなかった」と振り返る。

日本のファッション業界では、華やかなステージの裏に、長年放置されてきた労働環境やジェンダー意識の課題が存在する。着替えスペースの不足、スタッフ間の境界の曖昧さ、そしてSNSを通じた軽率な発信——それらが一つにつながっている。

問題となった投稿はすでに削除されたが、所属事務所は「事実確認の上で適切に対応する」とコメントしている。今回の一件は、個人のモラルの問題を超え、業界全体の意識改革を迫る警鐘として受け止められている。

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