韓国・全羅南道(チョルラナムド)の麗水(ヨス)市で発生した生後4カ月の乳児虐待死事件で、加害者の両親が減刑を目的に裁判所へ反省文を出し続けていることが分かり、非難が殺到している。
4日、韓国メディアによると、昨年、麗水で乳児を死に至らしめたとして問われている両親が、裁判所に複数回にわたって反省文を提出した記録がネット上で拡散され、大きな波紋を広げている。
記録によると、母親のA被告は1月15日から2月25日にかけて10通の反省文を提出。父親のB被告も保釈に関する意見書に加え、同様に10通の反省文を提出していた。
事件が起きたのは昨年10月22日正午過ぎ。A被告は息子を水の張られたベビーバスに放置して意識不明の状態に陥らせた後、119番(韓国の緊急通報)で「子どもが水に溺れて息をしていない」と通報した。
当時、手術を担当した医師は、韓国メディアの取材に対し、「搬送時、乳児は既に死亡直前の状態だった」と証言。「生後わずか133日の乳児であったにもかかわらず、開腹手術では約500ccもの血液が溢れ出し、全身にあざや脳出血、20カ所以上の骨折が確認された」という。
乳児は2度の手術を受けたが、入院から4日後に息を引き取った。司法解剖の結果、死因は多発性外傷による出血性ショックおよび臓器不全と判明。しかし母親は「少し目を離した隙に起きた事故」と主張し、虐待を否定し続けていた。
ところが、検察が確保したホームカメラの映像には、残酷な虐待の実態が残されていた。「頼むから死んでくれ」「殺してやる」と叫ぶ母親の肉声に加え、約4800個に及ぶ映像データからは、子どもを逆さまに吊るし上げたり、顔を足で踏みつけたり、枕で顔を覆ったりするといった、日常的な虐待の様子が裏付けられた。
検察は母親の罪状を「児童虐待致死」から、より重い「児童虐待殺人」に切り替えて起訴し、父親も「児童虐待放任」の罪で勾留・起訴した。
こうした中、公判中の両親が1日に2回も反省文を提出している事実が明らかになると、ネット上では「人として信じられない」「親になる資格など微塵もない」「反省の色が全く見えない」といった批判が相次いでいる。

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