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近づくビットコインの半減期、価額は上昇する?

近づくビットコインの半減期、価額は上昇する?
低迷している仮想通貨市場に「ビットコイン報酬の半減期」が大きな転機になると韓国メディアが報じた。
「ビットコイン報酬の半減期」とは、ビットコインの発行数が2100万枚に制限されたため、マイニングによる報酬が半分に減る時期を指す。2009年に初の半減期を迎えたビットコインは4年ごとに半減期となり、次の半減期は2020年6月と予想されている。韓国メディア「アジア経済」によると、ビットコインのマイニング報酬は現在1ブロックにつき12.5BTCだが、次の半減期からは6.25BTCに減るという。
専門家らは、「マイニングの難易度が段々難しくなることでマイニングにかかるコストも増加。そのため、ビットコインの価格が上昇する」と予想している。実際に前回の半減期であった2016年の当時、ビットコインの価額は600ドルから約2万ドルまで急騰した。
仮想通貨専門分析会社ファンドストラット社のCEOでビットコイン楽観論者のトム・リー氏も最近、「現在のビットコイン価格はマイニングにかかる平均コストの水準にとどまっている。いずれ遠くない時期に価格の上昇が起きるだろう」とし、「来年の2019年にビットコインが最も高い収益を上げるコインになると信じている」と述べた。
Bitcoin Talk Radioの創設者であるジム・ブラスコ氏は「ビットコインの価格は、2020年末か2021年第1四半期に10万ドルから20万ドルでピークに達するとみている」と具体的な価額上昇の時期を挙げた。
しかし、このようなビットコインの希少性と変動性がビットコインの限界だという批判も依然として根強い。悲観論者らは「一日で20%以上が騰落するビットコインでは安定的な価値を保障できないし、支払い手段としても使えない」と主張している。