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米・イラン緊張、交渉期限再延期 軍事圧力強化も進展見えず

【ワシントン発】ドナルド・トランプ米大統領は5日、イランとの交渉期限を再び延長し、これまでの「6日」から「7日夜」(日本時間8日)に変更した。期限延長はこれで3度目となる。交渉の柱であるホルムズ海峡の開放を巡り、双方の隔たりは依然として大きい。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューでトランプ氏は期限を明言したが、自身のSNSでは具体的な背景説明を伴わないまま新たな時刻のみを投稿した。交渉の進展は見通せていない。

一方でトランプ氏は、イランの発電所や橋梁に対し「かつてない規模」の攻撃を7日に実施する可能性にも言及し、軍事圧力を一段と強める姿勢を示した。外交と軍事の両面で揺さぶりをかける構えだ。

これに対しイラン側は徹底抗戦の姿勢を崩していない。米側が提示した「一時停戦と引き換えにホルムズ海峡を開放する案」も拒否され、妥協点は見いだせていない。

トランプ氏は6日午後、ホワイトハウスで記者会見を予定。米兵救出作戦の成果を強調するとともに、イランとの軍事衝突や交渉の行方について説明するとみられる。

期限延期を重ねながらも打開策が見えない状況は、軍事衝突リスクを内包したまま長期化の様相を強めている。中東の要衝であるホルムズ海峡を巡る緊張は、国際エネルギー供給にも影響を及ぼしかねない局面に入っている。

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