南北、非武装地帯の監視所撤去完了…南北をつなぐ新道路建設へ

写真:撤去される非武装地帯(DMZ)内の南北監視所(GP)/韓国国防部

南北、非武装地帯の監視所撤去完了…南北をつなぐ新道路建設へ

韓国と北朝鮮は先月30日、軍事的緊張の緩和のため試験的に撤去することに合意した非武装地帯(DMZ)内にある監視所(GP)の撤去作業を完了した。

韓国国防部の関係者は、「南北軍事分野合意により南北がそれぞれ11か所を試験的に撤去することを決めた監視所の中、保存することで合意した各一か所を除いた20か所の監視所撤去作業が終わった」と発表、「検証作業だけを残している」と伝えた。

監視所撤去作業と関連し、韓国側は周辺環境に与える影響を考え、重装備で撤去作業を進めた。爆薬を使用した撤去は一部の監視所のみ。その一方、監視所の下部に地下施設が多い北朝鮮は爆破・解体する方式で監視所の大部分を撤去した。

撤去が完了したため、これからは南北相互の検証過程に関心が集まることになる。相互検証では、取り壊した監視所が二度と使用できないレベルまで撤去・破壊されたかを南北が相手の監視所を訪れ確認する。韓国国防部側は検証日程について「検証日程と手続きについては北朝鮮側と交渉中。具体化され次第、詳細を発表する」と説明した。検証作業は、日程さえ確定すれば、比較的に早期に終了すると予想される。また、北朝鮮の態度次第では、南北軍関係者はもちろん、撤去の専門家や記者なども検証作業に参加される可能性もある。

一方で、南北軍事分野合意に基づき進められてきた非武装地帯内の「矢じり高地」での地雷撤去作業も同日に完了した。「矢じり高地」は朝鮮戦争参戦者の共同遺骨区域。南北は地雷撤去作業が終わた同区域に、共同遺骨発掘作業のための道路開設作業を年末まで続ける計画だ。朝鮮戦争当時の激戦地に開設される同道路は幅12メートルで長さ3キロ。目的は円滑な遺骨発掘への支援だが、南北をつなぐ平和の新象徴として注目が集まるとみられる。

翻訳:尹怡景

 

 

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