軌道に乗った米中交渉…ファーウェイ幹部は保釈許可

軌道に乗った米中交渉…ファーウェイ幹部は保釈許可

こじれていた米国と中国の貿易交渉が軌道に乗り始めている。両国の高位級官僚間の貿易交渉日程が具体化されているうえ、突発的な事態だった中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)の孟晩舟(モンワンチョウ)最高財務責任者(CFO)の逮捕をめぐる議論もカナダ裁判所が保釈を許可し、収拾の段階に入った模様だ。また米中首脳間で合意した主要議題に対し、中国が約束を履行する動きを見せ、米中貿易交渉への不透明感が多少後退した雰囲気だ。

中国は米産自動車の関税引き下げに乗り出した。ウォール・ストリート・ジャーナルが11日(現地時間)、消息筋の言葉として「中国が米国産自動車に対する関税を従来の40%から15%に下げることにした」と報道した。

トランプ大統領は習主席との‟90日休戦”の直後、自身のツイッターに、「中国が米国産の車の関税を引き下げることに同意した」と述べている。しかし、中国側は具体的な合意事項についてコメントを差し控え、米国産の車の関税引き下げが不発に終わる恐れも提起されてきた。

今回の合意でこれまでの不透明感は多少晴れたようだが、ウォール・ストリート・ジャーナルは「このような関税引き下げの合意がいつから適用されるかはまだ未定」と説明している。

米中首脳会談で合意した交渉案件である▲中国市場に参入する企業への技術移転の強要防止 ▲知的財産権保護 ▲サイバー侵入と窃盗などに対する中国の改善努力も、着実に履行されているように見える。

主要海外メディアによると、中国は貿易交渉期限前に米国の石油を輸入する方案を検討している。また中国が米国産の大豆と液化天然ガス(LNG)の輸入を準備中だという報道も続いた。米国が強く要求してきた知的財産権の保護に関連しても、中国は知的財産権保護を強化するための計画案を進めているという。中国は同案を来年初めに確定する計画だ。

■ファーウェイ事態は収拾の段階?
ファーウェイ事態が米中貿易交渉に及ぶ影響も合理的なレベルで制御されている雰囲気だ。カナダ裁判所は11日、同社のCFO孟晩舟氏に対し、バンクーバー滞在、保釈金の支払い、GPS足輪付きなどを条件に保釈することを決めた。ファーウェイ事態はまだ両国の対立を触発する大きな変数だが、「今回の保釈で一触即発の状況から抜け出た」と海外メディアは分析した。

しかし、火種はまだ残っている。ファーウェイ事態を契機に中国では、米国とカナダを狙った不買運動や報復措置が可視化されているからだ。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、国際NGOの国際危機グループ(ICG)の北東アジア上級顧問マイケル・コブリ氏が中国で拘束された。コブリ氏はカナダの外交官出身で、北朝鮮関連報告書の作成のために中国を訪問していた。中国外務省が「孟氏の即刻釈放がない場合、相応する結果があるだろう」と警告した直後に発生したため、専門家らは中国の報復措置と見ている。

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