BTSもK-POPも健在…MAMA日本公演に2.5万人殺到

BTSもK-POPも健在…MAMA日本公演に2.5万人殺到

今年で10周年を迎えたMnet Asian Music Awards(MAMA)の意味は格別だった。「今年のアーティスト賞」から改名した「Worldwide Icon of the Year」を、今年ビルボード音楽チャートで1位を記録したアジアのアーティストが受賞したためである。

12日、さいたまスーパーアリーナで防弾少年団(BTS)の名前が呼ばれると、会場を埋めた2万4千余人の観衆は歓声をあげて、この10年間K-POPが出した成果を祝った。

■全国レベルから世界へ
2009年ソウルで開催された初回のMAMAでは2PMが「今年の(アジア)アーティスト賞」は受賞した。これは2年後の2PMが、日本でのアルバム活動を通じてオリコンのデイリーと週間ランキングで1位を獲得し海外での認知度を高める前のことだった。一部では、「MAMAが掲げていたアジア音楽の授賞式は結局K-POPだけのイベントか」と批判する声もあった。

それから9年後、日本で開催された2回目のMAMAでは大きく変わったK-POPの地位を実感できた。最高2万7千円もするチケットは全席完売となり、6年前の香港MAMAより4倍近く多い観客が集まった。

この日、100%ファンの投票により選ばれる賞である「FANS CHOICE」の主人公となったのは最も大きい歓声を浴びて登場したBTSだった。BTSはこの日、4つの部門を受賞した。観客はBTSが登場するたびに流れた「FAKE LOVE」を一緒に歌い出して彼らの受賞を祝った。同曲はMAMAに投票したファンが「今年の曲」として選んだもの。

BTSは他にも「今年の歌手賞」「Favorite Dance Artist Male賞」「ベストミュージックビデオ賞」そして実質的な大賞に当たる「Worldwide Icon of the Year」まで席巻した。

BTSのメンバー・JINは「ワールドワイド・ハンサムな私がワールドワイド・アイコン賞を受賞して嬉しい」とし「私たちは小さな事務所に所属していたアーティストだったけど、運よくARMY(ファンクラブ)に巡り会えて、このように大賞を受賞するアーティストとなった」と受賞の喜びを語った。

BTSは2016年リリースしたアルバム「WINGS」でビルボード200の26位にランクインしたが、首位を獲得したのは今年の6月と9月が初めて。これはアジア出身のアーティストとしては空前絶後の大記録だ。

今年CJ ENMの「アジアン・ミュージック・アワード」が「Worldwide Icon賞」を新設したことも、以前より拡大したK-POPの大きな影響力によるものと言える。

■日韓「冷え込み」にもK-POPは健在
最近、冷え込んでいる日韓の外交雰囲気にも埼玉で開かれた今回のMAMAには、去年の横浜アリーナ観客(1万5千人)より多い2万4千人が集まり長蛇の列を作った。

観客は華やかな舞台演出と共にK-POPグループが登場すると「やばい」を連発。好きなアーティストが韓国語で感想を語ると大きな歓声をあげった。観客は、会場のスクリーン字幕がなくても十分楽しむ様子だった。

公演の2部は日韓合同アイドルオーディション番組「プロデュース48」のハイライト場面で幕を開けた。その後、韓国と日本の練習生同士の友情や共同デビューで話題を集めたグループIZ*ONEがステージに登場し観客を沸かせた。

CJ ENMは去年のMAMAに日本のアイドルグループAKB48を招待し、今年はAKB48のメンバー一部をMnet「プロデュース48」を通じてIZ*ONEとしてデビューさせた。K-POPシステムで育成した日本のアーティストを日本現地に逆輸出するため念入りに準備してきた。

日本のメディアも「圧巻BTSにフレッシュなIZ*ONE、“日本代表”超特急も!たまアリ熱狂のMAMA終幕」(音楽ナタリー)「BTS、Wanna One、TWICE、IZ*ONEら日本集結に熱狂」(女性自身)など現場の熱狂ぶりを伝えた。

公演が終わって退場する観客の間では「韓国に行く、行きましょう」などの言葉も聞こえてきた。強風の中、MAMA授賞式は熱気に渦巻いていた。

翻訳:尹怡景

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