中国、米産大豆の輸入再開へ

中国、米産大豆の輸入再開へ
中国が貿易戦争休戦後、米国産大豆の輸入を再開したことが確認された。
サウスチャイナ・モーニングポストは20日、中国国有企業の中国儲備糧管理集団(CGRC)がホームページを通じて米中の合意に基づいて米産大豆を購入したことを明らかにしたと報じた。記事によると、同社は中国最大食品会社の中糧集団有限公司(COFCO)と一緒に先週150万トンを買い入れたという。
今回の米産大豆の購入は、今月初めにアルゼンチンで開かれた米中首脳会談で貿易戦争を一時的に中断することに合意した後、初めて行われたもの。両国は3月1日まで貿易葛藤を解消するために努力することに合意している。
米農務省が中国の大豆購入再開を確認したことはあるが、中国国有企業が公式に大豆輸入再開を言及するのは今回が初めてだ。中国の輸入再開に、米シカゴ商品取引所で大豆先物は6月以来の高値を記録した。