「株安は仮想通貨に好材料」…BTCは３８８０ドルで推移中

ビットコインが３８８０ドル台で推移している。コインマーケットキャップによると、ビットコインの価額は２６日午前１０時５０分時点で過去24時間比０.３５％安の３８８０ドル前後で推移している。前日の下落から少し落ち着いた様子で、他のコインもマイナス３％～プラス５％の値動きを見せている。

時価総額１０位以内のコインではビットコインキャッシュとトロンが大きく上昇し注目を集める。同日１０時５０分時点でビットコインキャッシュは９.５％高の１８１ドル、トロンは５.９％高の０.０２ドルで推移している。

上昇を続けた仮想通貨の急落について専門家らは、米株を中心にした世界同時株安で投資心理が急激に委縮したことを原因として挙げている。株式市場が大きく揺れると、リスクの高い資産から安全資産に投資する傾向が高く、仮想通貨もその影響を受けているとの分析だ。

しかし、仮想通貨アナリストでCNBCの仮想通貨番組のホストでもあるラン・ノイナー氏はツイッターに「株式市場の調整は、ビットコインに一つの好材料だ。資産管理担当者は、株式、債券、金の以外に収益をもたらす新たな投資領域を探すはず。現在の株式市場の調整によってビットコインへの投資が魅力的に見えるだろう」と語った。