アップルが“時価総額1兆ドル達成”…「バブルではない」

アップルが“時価総額1兆ドル達成”…「バブルではない」

アップル(Apple)の時価総額が1兆ドルを突破した。アップルの株価は2日に2.9%高の207.39ドルを記録し、“時価総額1兆ドル”を達成した。時価総額1兆ドルを達成したのは民間企業としてアップルが初めて。特に専門家らは「バブルではない」とアップルの株価推移を肯定的に分析しさらに注目を集めている。

米テレビ局CNBCは専門家らの分析を引用。「(アップルの株価は)時価総額1兆ドル進入後、短期的に株価が下がるかもしれないが、アップルの長期的なトレンドは上昇基調を描くだろう」と報じた。
アップルの時価総額1兆ドル達成について否定的な意見も出ている。一部の投資家は、2000年代初頭のITバブル崩壊のように過去最高値を突破したのが今後の株価急落の口実になるではないかと懸念している。

しかし、CNBCは「短期的に株価が一部後退することはあるが、長期的な投資なら心配することはない」とし、「アップルのバリュエーションは“バブル”とは異なって、株価上昇もファンダメンタルズの改善が裏付けられている」と伝えた。

アップルは過去1年間、株価が22%上昇した。ニューヨーク証券取引所の代表指数スタンダード・アンド・プアーズ500(S&P500)が同期間中に6%上昇したことと比べれば、アップルの収益率は著しく高い。さらに会社の利益と株価を比較して株の割安性を測る株価収益倍率(PER)でもアップルの場合、市場平均より低い。アップルのPERは15.7倍で、S&P500の平均16.5倍より低い。高い実績が低いPERにつながった。アップルの第2四半期の売上高は前年同期比で17%増加した。S&P500の企業の平均売上高成長率見通しは8%だ。

また、ITバブル崩壊の時とは雰囲気も異なる。当時は単に成長見通しが明るいという漠然とした期待心理が作用し、途方もなく高いPERにもIT企業の株が買われた。2000年の当時、マイクロソフト(MS)のPERは59倍で、シスコは179倍、インテルは126倍、オラクルは87倍だった。

ニューヨーク大経営大学院のアスワス・ダモダラン教授は「アップルのバリュエーションは依然として適当で、高いPERレベルで取引されているものではない」と分析した。

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